バルブ付金管楽器、ピストンバルブにせよロータリーバルブにせよ問題というか、妥協がある。まあ、言ってしまえば妥協がないのはスライドで音程を変える、トロンボーンのみ。
バルブで管を長くし音を低くすることは、正比例的に管が長くなるので、理論的に正しさを欠く。トロンボーンのスライド位置を参考にする。決して等間隔にスライドの位置があるわけではない。
コンペンセイのないユーフォニアムは、「低音が正しくない」と言われるが、そうでなく、トロンボーンの7ポジションに当たる、Bの音がすでに、1+4番で正しく出すのは難しい。
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