リズムの練習3(連符)

今回は、3連符・2拍3連・5連符について説明していきます。

音符を2つに割ったり、4つに割ったりしても、結構すっきり割り切れますが、3つや5つに割るのは何となく、字余りというか不思議な感じがします。

  

「3連符」

音符を3つに割ったのが3連符です。4分音符を3つに、8分音符を3つに。2分音符を3つに割ったものは「2拍3連」と呼ばれます。

これが、4分音符を3つに分けた3連符です。

一度は聞いたことがあるリズムではないですか?「水戸黄門のテーマ」とか、ラヴェルの「ボレロ」、ホルストの「惑星」などです。

4分音符のリズムと同時に聴くと、感覚が良く伝わります。

次は、8分音符を3つに分けた3連符です。

テンポが速いと大変なので、少しゆっくりにしましたが、それでも3連符を正しく均等に分けて演奏するのは難しいです。速いからといって、慌ててはいけません。

 

「2拍3連」

2分音符、つまり4分音符2拍を3つに均等に分けるので「2拍3連」と言います。2÷3=?割り切れませんね。笑

メトロノームを入れても、字余り感?すごいですね。正確に演奏するには訓練が要りそうです。

次の様に考えると、スッキリするかもしれません。

2拍3連は、4分音符の3連符と縦の線で揃えてみると、4分音符の3連符を1つおきに演奏することになります。

 

《譜例(スパニッシュ・フィーバー)》

この様に、2拍3連は異国感を出したりするのに使われます。

感覚で覚えるために、反復練習するしかありません。

 

「5連符~」

これは、もう、笑うしかありません。訓練しますか?練習しますか?

ただ、こんな方法もあると聞いたことがあります。

5連符は「ハムサンド」6連符は「スパゲッティー」7連符は「 ? 」何だったっけ。言葉を1拍に当てはめて言う。その言葉に音符を乗せる。これ、結構うまくいきます。

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